Netflixオリジナルドラマ
「サンクチュアリ-聖域-」を
鑑賞しました。
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最低ライン80キロの体重
かつ一年間の肉体改造に励めれるか…
これが一次審査の条件。
そこから二次審査に通れば、
Enix Lifestyle 社の
ハリウッドでも取り入れられている
肉体改造プログラムにより、
1年間で増量40キロ、
総重量120キロの身体作りがスタート。
そこからさらに一年のトレーニングと
稽古と並行した撮影が始まるとという
過酷なスケジュール。
(増量中の隔週血液検査や
クランクアップ後の減量プログラムも
組まれているそう…凄い。)
1年前に、
大好きな芸人ガオ〜ちゃんの
youtubeに出てくる
元力士芸人めっちゃさんが、
何やら相撲のドラマを撮っている
という情報は入ってました。
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ガオ〜ちゃんが電話する度に
いつも相撲のドラマの撮影中な
めっちゃさん。
いやいや、
ちょっとガオ〜ちゃんに対して
売れてますよの牽制やないの?
さすがに撮影長すぎるやん!!
といぶかしんでいた私でしたが、
この作品を観て
すべてが納得できました。
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なんとめっちゃさん、
現役の時にはかなわなかった
100キロ越えをこの作品を通して
果たしているんです…凄すぎる。
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(以下ほんのりネタバレ有り)
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「私が
北九州を出た理由が詰まっている」
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主人公は北九州市門司区出身、
身体をこわして店をたたみ
負債のできた父と離婚した母。
家庭環境はよくはなく
借金取りからもあんまり腐んなよ…
と励まされるほど。
北九州は八幡西区出身の私。
本人が直接言わないけど、
多分きっと家に居ても
楽しくないんだろうなという同級生って
周りに沢山居ました。
そういう子たちはこぞって
黒崎駅のコンコースか
ドン・キホーテにたむろして、
同じ匂いのする仲間と寄り合います。
ひとりひとりの背景さえ分かれば、
かの夜回り先生みたいに
優しくできたのでしょうけど…
集まられると本当に怖いんですよ。
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今はだいぶ変わっていると思いますが、
私が高校生のときは
黒崎ドンキに行くのは
学校から禁止令が出ていました。
そんな地域性もあり、
この主人公の衝動性や教養の少なさ、
自己肯定感の低さからくる暴力性は
慣れ親しんだ人物像でもあります。
(でもやっぱポイ捨てする人無理!!)
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あとは一ノ瀬ワタルと余貴美子の
北九弁が完璧すぎて…
余貴美子はもう出てくる度に
拍手笑いしてしまいました。
まじで居ますから
余貴美子みたいなかーちゃん。
「相撲をどうやって観ればいいか
初めて分かる」
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なぜ力士には四股が必要なのかが、
解剖学的に理解できます。
相撲の試合は
引きの画面で中継されることが多くて
何がどうなってるのか分からないん
ですよね。
しかし、この作品の
カメラワークやフォーカスの当て方が
相撲をどうみていいかを
自然と理解させてくれます。
しかも
その稽古などのアクションシーンは
ワンシーンに3日かけるほど
手間が掛かっているそう…
ものづくりすごいって。
「もうバキやん」
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大好きな漫画作品バキが
実写化するとしたらどんな風かなぁ〜
と愛読者なら思うのですが、
猿桜と静内の最初の取組みなんて完全に
地下格闘技場を彷彿とさせましたし、
静内の生家がもうバキのそれでした。
悲しいシーンにも関わらず、
やだこれバキすぎぃ!!って
笑ってしまいます。
「異常の中にしか
みえてこない世界がある」
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田口トモロヲ演じる記者が表した
角界の概念です。
サンクチュアリはセリフがとにかく
素敵で、この役者にそのセリフ
言わせるんやぁ〜、粋やなぁ
と何度も思ってしまいます。
とくに
ピエール瀧にはそれを感じました。
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脚本担当は
笑う犬の冒険の構成作家をされていた
金沢知樹氏、私が初めて夢中になった
バラエティ番組です。胸熱!!
先輩力士の猿谷のセリフなんて
全ハマりと言っても過言ではないです。
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「点結ぶ為に四股踏め」
本当に元力士だっただけあって、
にんがのりすぎて堪りません。
と、延々と語れるくらい
素敵な作品だったのですが、
そう易々とシーズン2も作って欲しい!
とは言えないです。
三桁以上立ち合いをしたと
インタビューで語る
一ノ瀬ワタルの様子を見て
自然とそう思ってしまいます。
(観たいのはもちろんなんやけど、
肉体改造と稽古しんどすぎるよ)
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GWも終わったし、
なんだか最近
ドーパミンが足りてないわ…
な方は
是非サンクチュアリを鑑賞しましょう。
次の日は
あまり早い予定の無い日がいいですよ。
私の様に一気見朝コースに
なってしまいますからね!
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さんの
#マジどすこい
で検索すると
#相撲部屋あるあるモノマネ
がみれるよ
#俺かてつよなりたいんすよ
めっちゃさんのセリフ
#景気ええやん
これはガオ〜ちゃんと喋るときの口癖
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